禁煙の効果としてあげられるのは、イライラしなくなることだと思います。
簡単に言ってしまえは、タバコを吸っていたときというのは、タバコを吸っている時間以外はずっとタバコのニコチンを求めてイライラしていたことになります。
もちろん寝ている時間はそのイライラから逃れることが出来ますが、
寝起きですぐにタバコを吸うのは、ニコチンに依存した体が早くニコチンを補おうとする行動です。
タバコのことをよく理解した今では、タバコを吸うという行為自体が、それまでにはなかった新しいイライラを生み出していることに気づきます。
また、喫煙者の人が一本のタバコを吸って、30分から1時間もするとソワソワしだし、次のタバコを求めていることも良く分かります。
ぼくもそうだったわけです。
15年間もタバコを吸い続けてきました。
タバコがイライラを解消し、リラックス効果をあたえてくれると思っていました。
でも残念ながら、タバコが与えてくれるのは、タバコ自身がもたらしたニコチンへの依存を満たしてくれるだけなんですね。
もちろん、喫煙者にも非喫煙者にも平等に起こる日常のストレスなどはタバコによって解消されることはありあませんし、みんな自分なりの方法でストレス解消しているわけですね。
禁煙に成功し、タバコを吸わなくなった今、よくわかりますが、
喫煙者だった時とくらべて、イライラすることが減りました。
ニコチン依存から開放されたおかげです。